http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051212-00000047-mai-bus_all

 コンピューターシステムの欠陥を人間が防ぐ機会はあった。東証の担当者はみずほの異常な注文に気づき、電話で連絡を取っている。その時点で東証は誤発注と把握したが、その後の対応をみずほに任せきりにした。この時、みずほは注文取り消しに失敗し続けており、東証が事情を詳しく問いただすなどしていれば、すぐに売買停止措置をとり、事態の悪化を防げた可能性が高い。
 しかし、注文取り消しを断念したみずほが買い戻しに踏み切ったことで、東証は売買停止を見送った。
 東証の規定では、売買状況に異常を認めれば強制的に停止しなければならない。しかし、東証の担当者が「マニュアル通り」(天野富夫常務)の対応に終始した結果、みずほとの意思疎通を欠き、最後の安全装置が外れた

なんだか妙にヤワになってしまった日本のシステム。
マンションの偽装問題といい、有卦に入ったと思ったところからボロボロと。