http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060101-00000014-maip-pol

米政権 「靖国」に懸念 アジア戦略「日本に見直し要求」

見出しと、記事の内容の文脈に不自然な点がある。
署名は【平田崇浩、ワシントン及川正也】(毎日新聞) - 1月1日17時21分更新 で、11月の日米北京会談の続報。

ブッシュ大統領のアジア歴訪に同行したマイケル・グリーン前米国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長は12月28日、毎日新聞のインタビューで「中国は歴史問題で日本を悪玉に仕立て、孤立化させるカードとして使っているが、日本にはこれに対抗する戦略が十分ではない」と指摘。大統領発言は日本にアジア戦略の見直しを急ぐよう求める意図があったことを明らかにした。

これは原文が知りたいところ。記事の中の流れでは「日中友好促進」と解釈しているが、単独で読めば「中国孤立化のための戦略」を要求しているようにも読める。

 米議会内には日中間の反目で中国が対米重視を強めれば経済的な相互依存関係を背景に「日中のはざまで身動きできなくなり、米国の国益を損なう」との警戒感がある。

これが記事の結びだが、はたして日中対立でアメリカが板挟みになるなどという事態がありうるのか。アメリカが、日本や中国に気兼ねして自国の国益判断に迷うなどということがありうるのか。はなはだ疑問。