「被告に反省を求めることは無意味と言わざるを得ない。死刑を言い渡すべき」――。広島高裁で18日に開かれた山口県光市の母子殺害事件の差し戻し控訴審第11回公判。検察側の最終弁論で、改めて死刑が求められても、被告の元会社員(26)(犯行当時18歳)は無表情のままだった。

犯行当時は18歳でも、今では26歳でしかも刑の執行はこれからだという被告の名前が出ないのは、この元少年のいったい何を守るためなんだろう。犯行時24歳で、26歳で裁判を受けてるような青年となんで扱いを変えないといけないんだろう。裁判が長引けば何年経とうが元少年としか呼ばれないというのはヘンじゃないんだろうか。